· 

クローバーのダイエット論2 健康を考え整えつつ痩せるポイント(特に女性編)

前回に引き続きクローバー整体のダイエットのお話です。

私自身が日頃から心掛けていたり、お客様からご相談をされた際にお話しするのは

【身心ともに健康であることが大事】【コンディションを崩しては元も子もない】という事です。これは大前提です。

 

ですので、体重を落とす場合、一カ月に2kgを上限にして、ゆっくり健康的な習慣を身に着けていく事をおすすめしています。

特に女性の方はそうすべきな理由は後程触れるとして

 

私は、ダイエットを【生活習慣を整える】と捉えています。その結果、健康的で望む体型を手にしたり体力増進など健康的なライフスタイルを手にしたりする。

 

ではざっくりではありますが具体的に

 

●食生活を正常化させる

●睡眠を正常化させる

●運動を習慣化する

●ストレスや疲れを溜めない

 

これらがクローバー整体が推奨したいダイエットの4つの要素です。

これらはお互いに関係しあっています。逆にいうとどれがバランスを崩しても良くないという事です。

 

もしも前回の基準で肥満という方がいて、ダイエットに取り組むとして

まず重要度が大きいのは【食事】

次いで【睡眠】

次いで【ストレスや疲れ】【運動】になってきます。

 

もしもBMI35とか40の方がいきなり運動といっても、かなりハードルが高いですし、仮に運動を取り組んだとして、すぐに嫌になってしまうかもしれません。

 

各項目の具体的な内容は別の機会でそれぞれでお話したいと思いますが、4つの要素を整えると不思議と上手くいきます。

食事と運動はカロリー摂取とカロリー消費という意味で皆さん想像がつくと思います。

 

ではストレスについて

例えば、ある女の子が大好きな甘いものをキッパリやめて強烈なカロリー制限をするようなダイエットを敢行したとしましょう。すると最初は体重も落ちてくるかもしれませんが、ガマンしているうちに強烈なストレスを抱え込んでいるとしましょう。

するとストレスホルモンであるコルチゾールが増えます。

コルチゾールには血糖値を上昇させる働きがあります。

我慢してるはずなのに血糖値が上昇してしまう、皮肉な話です。

血糖値が上昇すれば、血中の糖を下げるためにインスリンが分泌されます。

インスリンは簡単に言うと筋肉や脂肪細胞に血中の糖を振り分けていきます。

筋肉が少なければ脂肪が増えていきますよね?

人が太るプロセスについては、また別の機会で詳しく解説したいと思いますが、ストレスがダイエットを阻害してしまうその一端です。

 

またデスクワークで脳がブドウ糖を大量に消費するのと、仕事のストレスで強烈に甘い物が欲しくなるとしましょう。

脳に活動エネルギーを与えるという意味では正解なのですが、必要以上に摂り過ぎてしまう。甘い物を取る事でドーパミンとセロトニンが出て一時的にハイになってバリバリ仕事もできるのですが、強烈に甘い物を取って血糖値が上昇するとやはりインスリンが分泌されて血糖値は急降下。人間は血糖値が急降下する際に脳が『エネルギーが足らなくなる、エネルギーを取らねば!』と摂食指令が出る。また食べたくなる。

余剰カロリーは肝臓、筋肉、脂肪へと振り分けられる。

という悪循環になってしまうのです。

このままストレス論になってしまいそうですので(笑)

 

ではタイトルにもある『特に女性』の部分について

女性が短期間に急激なダイエットで急激な体重減少や体脂肪を大幅に減少させた場合、最悪な場合『体重減少性無月経』という生理が止まってしまったりしてしまう事があります。3カ月以上止まってしまうと治療困難とも言われてます。

短期間(1年以内)に体重5kg又は体重の10%減少させると起こるとも言われています。体脂肪率も22%を下回るべきでないと思ってます。(17%を下回ると危険度が増していきます)

また、貧血や骨粗しょう症のリスクも跳ね上がるので短期間の急激な食事制限と運動による減量はおすすめできません。

 

なので冒頭の話に戻りますが

クローバー整体ではお客様からダイエットの相談を受けた際には、こういうお話をして、ゆっくり時間を掛けて健康的な心身とライフスタイルを手に入れて下さいとお願いしてます。

 

ストレスや疲れが過食に向かったり、運動習慣に向かい難い状態になってる場合が。

健康豆知識のお話やカウンセリングなどしながら日頃の疲れと気分をクローバー整体でリフレッシュしてみるのも、いかがでしょうか?

(笑)また宣伝で締めてしまいました。

 

次回は、『クローバーのダイエット論3 食事について』

もしかしたら

『使える筋肉?使えない筋肉?』のどちらかで

ではまた